八海山 八海醸造

昨年12月放送の「カンブリア宮殿」に社長の南雲二郎氏が出演した回

録画してたやつ見まして。

南雲社長の気概に感銘を受けました。

何に感銘を受けたかって。

かつて、(20年前~30年前でしょうか)の日本酒ブームの頃

ふらりと入った都内の居酒屋で八海山一杯の値段が高かった事に危機的衝撃を受け

市場価値を下げる(大量生産)を決断したという事です。

普通の人なら、自分の会社の製品が、希望小売価格より高値で取引されていたら

喜び勇んでニヤケてしまうんじゃないでしょうか。

あるいは、もっとプレミアム感、レア度を上げてやろうと、

本当はあるものをさらに出し渋ったりしたり。

なかなか危機感なんて感じませんよ。(市場価格が高騰してるときに)

さらに、大量生産(工場化)を進めながらも品質を落とさないようにするため

人の手が必要な部分は人の手でおこない、

その技術(昔ながらの手作業)を継承するために売っても売れない最上級の大吟醸酒を

採算度外視しても作り続けているという事でした。


そこから伝わったのは イイお酒を多くの人たちに手ごろな価格で届けたい という

シンプルで純粋な思いです。

「いや~仕事ってそういうもんだよなあ」

「自分もそうありたいもんだなあ」

と思った次第です。

番組でも取り上げられていましたが

昨今は「獺祭」など、ちょっと甘めだったり

個性のある日本酒の人気に押されている八海山。

それは僕ら居酒屋店主には如実に感じられるところです。

淡麗辛口の代名詞のような八海山は

あまりクセがなく飲みやすい酒です。

村上龍氏も「飲みやすいとは言いたくないんだけど・・」言っていましたが

ついぽろっとそう言いたくなっちゃう水みたいな酒。

でもやっぱり水とは違う味があるわけで

つい気が付いたらあれあれと飲んじゃって、ほろ酔い加減で幸せな気分になっている。

これ、人によって体質があるかもしれませんが

僕の場合、他のお酒より(同じ量飲んだとして)酔い方が穏やかな気がするんです。

それはイイ酒の証なんですよ。

また、お酒単体では個性が無くとも、料理と合わせると

互いを引き立たせ合うという食中酒です。

番組最後に南雲社長が言っていた

「地域の活性無くして、企業の発展なし」

という言葉。

僕はまだまだそんな事を考える立場にありませんが

「従業員もいない小さな個人居酒屋のいち店主ですから・・・」

と、地域発展にどこか背を向け無頓着だった事

ちょっと反省したりした次第です。

だからってどうしようってこともありませんが。


焼き鳥 侍Ownd

横浜中華街にある焼き鳥屋です 営業時間 18:00~24:00(Lo23:00) (045)323-9120 定休日 月曜日 横浜市中区山下町214-1思明楼ビル2F

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